2012年12月29日

「平清盛」感想まとめ

長らくブログで感想を書けずじまいでした。

視聴率云々ばかりが注目されたドラマでしたが、総じて面白い内容だったと思います。

☆良い点
・俳優陣の演技
 「厨二病患者からラスボス化」した清盛を筆頭に、狂気演技が光った鳥羽・崇徳・後白河などなど、放送終了後も「あのシーンは良かった・面白かった」と言える演技でした。
・新解釈を打ち出した脚本
 これまで「平家にあらずんば人にあらず」は傲慢な平家が発したセリフ、という解釈(通説)でしたが、このドラマでは平家の汚れ仕事を担当した時忠がぼそりと、諦観と言うか無常と言うか悲しみのような感情を込めて話していました。
・何でもあり、盛りだくさんの内容
 時代劇ではあるものの、ラブコメ・愛憎劇・少年漫画・ホモシーン・ヤクザもの・ホラー・ホームドラマなどさまざまな要素が盛り込まれていました。

☆悪い点
・頼朝が異常に清盛をリスペクトしている
 一視聴者としてよく分からない&納得できなかった要素がこれ。
 というのが、頼朝と清盛は直接対峙したのが少なかった(2回ぐらい?)上に、対峙後は頼朝は20年のニート引きこもり生活に突入。
 さらに清盛は頼朝の後ろにいる義朝の亡霊(というかライバル企業である「源氏」?)と対峙しているから、頼朝本人に対しての感情とか思い入れはさほどなかったように見えました。(清盛は「頼朝の首を墓前に供えろ」と言って死ぬものの、これも頼朝本人に対してどうこう、ではなく「かつての敵を倒して平家の力を示せ」という意味合いの方が強いように見えた。)
 また、伊豆でのニート引きこもり生活中の頼朝は清盛の話をすべて伝聞で聞いているから、そこでどうやって清盛をリスペクトする姿勢が生まれたのか不思議でならない。おまけに頼朝はエアアローで打ち抜かれてエヘエヘ言い出す始末。

・いきなり飛躍する演出・脚本
 「鳥羽院を打ったエアアローが時空を超えて頼朝に命中」
 「ナレーションの頼朝が“その後私も死にました”とぶっちゃけトーク」
 は伏線回収・史実反映をしたかったのは分かりますが、これでは視聴者ポカーンor失笑を誘っただけではないかと……。
posted by もっきり夫人 at 13:38| バンコク | Comment(0) | TrackBack(0) | サブカルチャーいろいろ(三次元) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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