2008年10月21日

平成20年度宅地建物取引主任者試験自己採点民法編1

では民法部分から自己採点と反省をしてみます。
過去問ではAが強迫されたり死んだり自分の土地を担保に4000万も借金をしたり知らない間に印鑑と登記簿を持ち出されたり所有している土地を不法占拠されたり貸していた自己所有建物の外壁が落下して通行人に直撃したりと波乱万丈でしたが、今回のAにはどのような運命が待ち受けているのでしょうか。
【問 1】 行為能力に関する次の記述のうち、民法の規定によれば、正しいものはどれか。
1 成年被後見人が行った法律行為は、事理を弁識する能力がある状態で行われたものであっても、取り消すことができる。ただし、日用品の購入その他日常生活に関する行為については、この限りではない。
2 未成年者は、婚姻をしているときであっても、その法定代理人の同意を得ずに行った法律行為は、取り消すことができる。ただし、単に権利を得、又は義務を免れる法律行為については、この限りではない。
3 精神上の障害により事理を弁識する能力が不十分である者につき、4親等内の親族から補助開始の審判の請求があった場合、家庭裁判所はその事実が認められるときは、本人の同意がないときであっても同審判をすることができる。
4 被保佐人が、保佐人の同意又はこれに代わる家庭裁判所の許可を得ないでした土地の売却は、被保佐人が行為能力者であることを相手方に信じさせるため詐術を用いたときであっても、取り消すことができる。
2・4が消えました。残る1・3で迷ったのですが、3は「4親等内の親族」「本人の同意がないとき」というのがひっかかり、1は「事理を弁識する能力がある状態で行われたもの」がひっかかりました。
で、1の場合はすでに「成年後見人(=行為能力制限者)」という判決(?)が下っているので、(判決がひっくり返らない限りこの人は行為能力制限者のままだろう)、と考えて1にしました。

ちなみに3について調べてみると、民法第15条の一部改変でした。
(本人の同意がないと審判できない)
【問 2】 所有権がAからBに移転している旨が登記されている甲土地の売買契約に関する次の記述のうち、民法の規定及び判例によれば、正しいものはどれか。
1 CはBとの間で売買契約を締結して所有権移転登記をしたが、甲土地の真の所有者はAであって、Bが各種の書類を偽造して自らに登記を移していた場合、Aは所有者であることをCに対して主張できる。
2 DはBとの間で売買契約を締結したが、AB間の所有権移転登記はAとBが通じてした仮装の売買契約に基づくものであった場合、DがAB間の売買契約が仮装であることを知らず、知らないことに無過失であっても、Dが所有権移転登記を備えていなければ、Aは所有者であることをDに対して主張できる。
3 EはBとの間で売買契約を締結したが、BE間の売買契約締結の前にAがBの債務不履行を理由にAB間の売買契約を解除していた場合、Aが解除した旨の登記をしたか否かにかかわらず、Aは所有者であることをEに対して主張できる。
4 FはBとの間で売買契約を締結して所有権移転登記をしたが、その後AはBの強迫を理由にAB間の売買契約を取り消した場合、FがBによる強迫を知っていた時に限り、Aは所有者であることをFに対して主張できる。

1と2で迷い、らくらく過去問で繰り返し「極悪人」と出てきたのを思い出して1にしました。
今考えれば2のDは善意の第三者なんだからAは対抗できないような……。
posted by もっきり夫人 at 23:16| バンコク ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 節目 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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