2016年12月24日

大河ドラマ感想文「真田丸」#真田丸総評

2016年は大河ドラマ「真田丸」にドはまりし、チャングム・平清盛・あまちゃんに続いてネット上に感想を垂れ流していました。
自宅のネット環境がなくなったため、ツイッターでの感想投稿で長文がなかなか書けず、最終回後にまとめて書きます。

☆良かった点:とにかくわかりやすい

@コーエーによる地図CG

個人的にありがたかったのはコーエーによる地図CGです。
というのが私の場合、都道府県レベル・新幹線経路レベルなら地理は把握できるのですが、真田丸の主な舞台である関東甲信越の詳細な位置・地域の距離間はまったくわからなかった。
そこに第2回の「軽井沢で一泊」のあたりに出てきた地図CGは山脈や街道も表現されているから、「新府から岩櫃までは山を越えるか迂回するかのルートしかない」とすぐにわかる。
他にも地図CGが活用されたシーンは多々ありました。

Aキャラ付け

「策がございます」「大ばくちの始まりじゃ」「卑怯者で何が悪い」の真田・コント集団から敵幹部への華麗な転身の徳川・秀吉が生きてようが死んでようがブラック組織の豊臣・変顔の北条・涙目とイケボの上杉・ずんだの伊達と、一発で視聴者に理解&記憶させるセリフと演出多数。
チョイ役でも旭姫を筆頭に、「黙れ小童!」「塙っっ団右衛門」「全力で押し通る」と主要キャラ以上にインパクトのあるセリフと演技が目立ちます。

B画面構成・演出

真田丸放送期間中に大河ドラマ「平清盛」を少し見返していました。
「平清盛」では色彩・画面構成・ライティングがめちゃくちゃ凝っていた(特に陰影のつけ方が凝っている)のに対し、「真田丸」では

*朝・昼・夕方・夜の時間帯、天候、室内・屋外の区別をはっきりつける
*当初はどこに誰がいて、その後誰が来て誰が去ったのかをはっきり描く
*カメラや視点の切り替えは必要最小限
*場所のテロップを出した上にナレーションでも語る・家紋を出すなどで場所がどこか明示する

と、大変親切丁寧な画面構成・演出でした。


☆残念な点:予算と時間不足・脚本上の制約

@大規模合戦シーン
これはファンからもアンチからも指摘されている点です。
視聴者が「真田丸募金」のような課金をすれば違う展開もあったかもしれませんが、「真田丸」は皆様の受信料で作られた番組。
個人的には最終回で毛利隊の屋外ロケ戦闘シーンがあれば、「豊臣軍全体として徳川軍をギリギリまで追い詰めた→伊賀越え再び」というわかりやすい描写になるので満足できました。

A信繁が見ていないもの
「信繁が見ていないものは描かない」という方針の脚本だったため、超高速本能寺・超高速関ケ原という大河ドラマの伝説を作ってしまったミタニン。
しかし、一視聴者としては「信繁が見ていないものは描かない」ために説得力が弱い展開になった部分が気になります。
思いつく点として
*石川数正が豊臣方についた理由(石川数正と信尹が牢屋で対峙したシーンが1回。対峙シーンが数回あればよかった。)
*秀次が精神的に追い詰められる様子(俳優の演技が良かったので脚本上の描写の薄さが目立たなかったように思える。秀吉のパワハラ描写はそれなりにあったので、公家との対応でしくじるシーンがあればわかりやすかった。)
*江戸幕府の支配体制が広がる様子(「幕府の命令を上杉・伊達が受ける」というシーンを作り、上杉と伊達の態度を対比させれば面白かったのではないか。)



以上、長々と書きましたが

真 田 丸 は い い ぞ

の一言で終わりにします。とりあえず、2話まででいいから見て!
posted by もっきり夫人 at 18:44| バンコク | Comment(0) | TrackBack(0) | サブカルチャーいろいろ(三次元) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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